街角美人の集う店★セカンドライフ支店

　こんばんは♪

　THE虎舞竜（いろんな意味で。
　街角美人、さざんです。

　吉祥寺を拠点にライブ活動を展開するプラソルことPlastic Soul Bandのボーカルにして、SL日本人街の名所・kabukiのオアシス「ラウンジ響子」のママを務める歌姫、kyokoさん（以下、響子さん）。ソウルフルなブルースは、戦い、疲れた戦士の心をやさしく癒します。



　そんな響子さんに初めて会ったのは、やはり「ラウンジ響子」でした。

　1度か2度、響子さんにご挨拶するために（お会いする前に、ブログにご登場いただいていたため＾＾；）ラウンジ響子に足を運んでいたのですが、さざんの日ごろの悪行のためか、「ママ不在」というレアなタイミングに幾度となく遭遇＞＜
　もう、悪いことしませんのでー！＞＜；

　一日一善を心がけ、3日が経過したある日。（ちょっとウソ

　あるイベントの後にふらりとラウンジ響子に立ち寄ると、そこには浴衣を着た響子さんが。



　夜も遅く、ラウンジは静かに、さざんを迎えてくれました。

　さざん　「は、はじめましてー！＞＜　やっとお会いできましたー＞＜」

　響子さんはカウンターに腰掛け、さざんを席に促します。BGMは、響子さんの歌声。お話も、響子さんのソウルを彷彿とさせる、やさしくも熱いものでした。







　どれだけの時間が経過したでしょうか。

　心に愛を満たして、さざんはお店を出ました。聞きたかったkabukiのライブ音源も聞かせていただき、本当に満足でした。

　さざんは、癒されるべき戦士ではありません。なぜなら、戦っていないからです。セカンドライフという世界で、インワールドで、さざんはまだ戦っていない。手元にあるはずの武器を、まだ手にしていないのです。

　世界という大海原に、まだ漕ぎ出していない。もしかしたら、船さえも浮かべていないのかもしれない。

　しかし、さざんはきっと、戦うのです。いつかきっと、戦うときがくるのです。

　なぜなら、そこには世界があるから。ワールドワイドな市場と荒波が、そこにはあるから。インワールドという魔物が、そこにはいるから。

　またいつか、今度はさざんが心の姿を変え、訪れたとき。戦士として、疲れて、傷ついて、ふらりと訪れたとき。

　今とはまた違った形で、心が癒されるのでしょうね。

　何度となくすれ違い、なかなか出会うことができなかった響子さん。来るであろう、本当にさざんが必要とするとき、癒しのおうたを必要とするとき、きっとそこには、響子さんがいてくれるはずです。

　誰かが誰かを必要としたとき、必ず目の前に必要としたその人がいてくれる。世界は、そういうふうにできているはずだから。
　いくら不条理で、無慈悲で、冷淡な世界でも、なんとか人が生きていけてるのは、「めぐり合わせ」という不思議な優しさが、世界にはあふれているから。

　出会いって、不思議ですよね。いつも、誰かが誰かを救っている。いつも、誰かが誰かに救われている。世知辛いこの世の中も、まだまだ捨てたものじゃないって、思えるよね。

　そんな出会いが、インワールドにはあるのだから。