街角美人の集う店★セカンドライフ支店

　こんばんは。

　街角美人、さざんです。

　海に行きました。一人で、海に行きました。Unknown Worldとか、そんな場所。



　平和な世界、平穏な心のまま、いつもの勢い、いつものテンションで、いつもの友達、いつもの家族と、ずっと遊んでいられたら。ずっと、笑っていられたら。

　これほどいいことは、きっとない。

　とても暖かく、心地よく、夢をみることも忘れるくらい、やさしい世界。セカンドライフ。そこで、さざんは考えた。いろいろ。



　世の中に、天秤は、ない。少なくとも、さざんには、ない。比べることは、しない。したく、ない。
　後悔だって、しない。したく、ない。いままで、後悔なんてしたことない。やりたいこと、やってきたから。

　選んだ選択肢が、当たりだったかは、わからない。正解だったかは、わからない。

　でも、考えて選んだ道。いままで、後悔なんてしたことない。たとえ負けても、つらくても、痛くても、だから後悔はしていない。

　はず。そのはず。

　でも、さざんは、なやむ。
　さざんのやっていることは、正しいのかな。さざんの考えていることは、あってるのかな。


↑一人、ひざをかかえて。

　さざんが楽しいことが、みんなの楽しいことじゃない。さざんがうれしいことが、みんなのうれしいことじゃない。さざんの夢が、みんなの夢じゃない。そう、夢じゃない。

　ちょっと、へこんだ。振り返らないことで、後悔しないことで、自分を守ってきた、さざん。勢いで走ってきた、さざん。

　そんなさざんも、ちょっとだけ、たちどまっちゃうこともある。考えちゃうことも、ある。

　いつもいつも人間関係は大事って、必要以上に言うさざん。じつは、さざん自身が弱いの、一番しってるからかも。さざん自身も泣きたいこと、一番しってるからかも。

　ごめんなさい。ごめんなさい。つまらないこと言って、ごめんなさい。
　でも、誰かとお話したい。誰かに、言いたい。さざんも、人並みに、悩んでること。考えてること。誰かに、聞いてほしい。

　ほんとに、ごめんなさい。さざん、つまらない人間なんだ。ちっぽけなことで、なやんじゃう、つまらない人間なんだ；；

　またいつか、元気になれる日が来るよね。抜けないトンネルは、ないものね。止まない雨は、ないものね。明けない夜は、ないものね。