2007年07月19日
風って、きもちいいんだよ。
こんばんは♪
昨日みたテレビで、泣いちゃった。
街角美人、さざんです。
瞬間瞬間を大切にするって、さざんは簡単に口にしますけど、ほんとはもっともっと、重い(思い、想い)コトバなんですよね。
仕事を早くに終わらせたので、ひさびさに早めの帰宅。
おうちでごはんを食べながら、「余命一ヶ月の花嫁」という特集番組を見ました。
内容は、克服したと思っていた病気の再発により、お医者さんに余命一ヶ月を告げられた、女性のお話。
日に日に悪くなっていく身体を、気持ちだけでベッドから起こし、看病にきてくれた家族、お見舞いに来てくれたお友達に、なんとも素直な笑顔をつくる彼女。24歳という、女性として一番楽しいであろう時期を、ベッドの上ですごさなければならない状況も、彼女は卑屈にならずに、なったとしても周りにその心を悟らせず、かわいらしくも凛とした一人の女性として、生きました。
前向きな彼女に、家族は「余命一ヶ月」を告げず、来るその日まで彼女との生活を心に刻む決心をします。それは、残される家族としても、とてもつらい決断だったと思います。
でも。
彼女に、一生懸命生きようとしている彼女に、その宣告をすることのほうが、家族にはつらかったのではないでしょうか。残される家族のつらさより、その日を迎える彼女に、向かう扉の先に光のないことを伝えることのほうが、事実を伝えることで彼女が影を背負うことのほうが、家族はつらかったのではないでしょうか。
体調を崩し、ベッドから起きられなくなる少し前、彼女は言いました。
お外へ行きたいな。
あのね、外の空気って、おいしい。
こんな都会の空気でも、おいしいの。
風って、きもちいいんだよ。
知ってる?
子供のように、家族へ屈託のない笑顔をむけながら。
"彼女と、家族や友達がお互いに思いやり、思いやる。"
病気というつらい現実に見舞われながらも、彼女はみんなのために、精一杯生きました。家族や友達は彼女のために、精一杯生きました。
お互いを思いやる気持ち。思いやる、なんて軽い言葉でしか表現できない自分が悔しいのですが、その思いやる心があったからこそ、彼女は、空気をおいしく感じ、風をきもちよく感じ、また世界を美しく感じたのではないでしょうか。
心と心とが、お互いに浄化しあい、光り輝いたからこそ、目の前の景色が光り輝いた。
私たちは、彼女のみた世界を、見ることができるのでしょうか。光り輝く美しい世界を、見ることができるのでしょうか。
人と人とのつながり。そしてその美しさ。
儚いから美しいんじゃない。一瞬だから美しいんじゃない。絶対に違う。そう信じたい。
彼女の笑顔が、家族の思いやりがあれば、それはずっと輝き、美しいものでありつづける。だって、人の心は、壊れないから。時間がたっても、雨が降っても、海が荒れても、人の心は、壊れないから。人を思いやる気持ちがあれば、それはずっと、壊れないから。

心と心がふれあい、折衝する世界は、実生活(リアル)だけじゃない。また、セカンドライフだけでもない。みんなみんな、この世に生れ落ちた時点で、その戦場に足を踏み入れたことになっちゃってる。
この世が厳しく残酷で冷淡なのは、さざんも知ってる。だからこそ、磨くのは容姿ではなく、心かなって、素直に思いました。
私の目の前にいるあなたへ。あなたの目の前にいる私へ。
私は、あなたを思いやることができていますか?
昨日みたテレビで、泣いちゃった。
街角美人、さざんです。
瞬間瞬間を大切にするって、さざんは簡単に口にしますけど、ほんとはもっともっと、重い(思い、想い)コトバなんですよね。
仕事を早くに終わらせたので、ひさびさに早めの帰宅。
おうちでごはんを食べながら、「余命一ヶ月の花嫁」という特集番組を見ました。
内容は、克服したと思っていた病気の再発により、お医者さんに余命一ヶ月を告げられた、女性のお話。
日に日に悪くなっていく身体を、気持ちだけでベッドから起こし、看病にきてくれた家族、お見舞いに来てくれたお友達に、なんとも素直な笑顔をつくる彼女。24歳という、女性として一番楽しいであろう時期を、ベッドの上ですごさなければならない状況も、彼女は卑屈にならずに、なったとしても周りにその心を悟らせず、かわいらしくも凛とした一人の女性として、生きました。
前向きな彼女に、家族は「余命一ヶ月」を告げず、来るその日まで彼女との生活を心に刻む決心をします。それは、残される家族としても、とてもつらい決断だったと思います。
でも。
彼女に、一生懸命生きようとしている彼女に、その宣告をすることのほうが、家族にはつらかったのではないでしょうか。残される家族のつらさより、その日を迎える彼女に、向かう扉の先に光のないことを伝えることのほうが、事実を伝えることで彼女が影を背負うことのほうが、家族はつらかったのではないでしょうか。
体調を崩し、ベッドから起きられなくなる少し前、彼女は言いました。
お外へ行きたいな。
あのね、外の空気って、おいしい。
こんな都会の空気でも、おいしいの。
風って、きもちいいんだよ。
知ってる?
子供のように、家族へ屈託のない笑顔をむけながら。
"彼女と、家族や友達がお互いに思いやり、思いやる。"
病気というつらい現実に見舞われながらも、彼女はみんなのために、精一杯生きました。家族や友達は彼女のために、精一杯生きました。
お互いを思いやる気持ち。思いやる、なんて軽い言葉でしか表現できない自分が悔しいのですが、その思いやる心があったからこそ、彼女は、空気をおいしく感じ、風をきもちよく感じ、また世界を美しく感じたのではないでしょうか。
心と心とが、お互いに浄化しあい、光り輝いたからこそ、目の前の景色が光り輝いた。
私たちは、彼女のみた世界を、見ることができるのでしょうか。光り輝く美しい世界を、見ることができるのでしょうか。
人と人とのつながり。そしてその美しさ。
儚いから美しいんじゃない。一瞬だから美しいんじゃない。絶対に違う。そう信じたい。
彼女の笑顔が、家族の思いやりがあれば、それはずっと輝き、美しいものでありつづける。だって、人の心は、壊れないから。時間がたっても、雨が降っても、海が荒れても、人の心は、壊れないから。人を思いやる気持ちがあれば、それはずっと、壊れないから。

心と心がふれあい、折衝する世界は、実生活(リアル)だけじゃない。また、セカンドライフだけでもない。みんなみんな、この世に生れ落ちた時点で、その戦場に足を踏み入れたことになっちゃってる。
この世が厳しく残酷で冷淡なのは、さざんも知ってる。だからこそ、磨くのは容姿ではなく、心かなって、素直に思いました。
私の目の前にいるあなたへ。あなたの目の前にいる私へ。
私は、あなたを思いやることができていますか?
Posted by さざん at 22:59│Comments(2)
│コミュニティ・コミュニケーション関連。
この記事へのコメント
読ませていただいて、ちょっとじーんときちゃいました。・゚・(ノд`)・゚・。
つらい状況に追い込まれたとき、私は周りの人を思いやれるのかな?っておもったら、ちょっと自信なくなっちゃったり><
つらい状況に追い込まれたとき、私は周りの人を思いやれるのかな?っておもったら、ちょっと自信なくなっちゃったり><
Posted by キララ at 2007年07月19日 23:44
>キララさん
さざんが感じた感動を、どれだけさざんのつたない文章でお伝えできているのかはなはだ疑問ではありますが、ほんのちょっとだけでも、なにかを感じてもらえたらいいなと思っています。
ちょっと自信なくなっちゃったり、と、そう考えることが重要だと、さざんは思っています。
そんなふうに、ちょっとだけ、考えるきっかけになれれば、記事を起こしたさざんは十二分に満足ですし、「彼女」も満足してくれるのではないでしょうか^^
さざんが感じた感動を、どれだけさざんのつたない文章でお伝えできているのかはなはだ疑問ではありますが、ほんのちょっとだけでも、なにかを感じてもらえたらいいなと思っています。
ちょっと自信なくなっちゃったり、と、そう考えることが重要だと、さざんは思っています。
そんなふうに、ちょっとだけ、考えるきっかけになれれば、記事を起こしたさざんは十二分に満足ですし、「彼女」も満足してくれるのではないでしょうか^^
Posted by さざん at 2007年07月20日 02:25